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改名について

名前は原則として変えられません。

例外として下記の事情であれば、改名を家庭裁判所に申し立て、 許可がおりれば改名できます。


1.伝統芸能や商売で名入りの屋号を襲名した場合。

2.難解な名、奇名、珍名など、書きづらく読みづらい場合。

3.神官や出家して僧侶になった場合、また辞めた場合。

4.帰化した場合。

5.精神的苦痛を伴う場合。

6.永年通称名として使用した場合。 など


よって、姓名判断の結果が良くないとか、名前が好きになれ ないという理由では改名できません。



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次男に「一」や「太朗」などの字を使ってもよいのか?


使っても問題ありません。

むかしの家長制のなごりから長男であれば「一」をつけ分かりやすく したなごりです。ただ現在でも、「一」を含んだ名前であれば長男、 「二」を使った名前であれば次男と連想できます。 他人が見て、聞いて、間違うことがなければ問題なければよいでしょう。

ちなみに大リーガーの「イチロー」は次男です。



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親の名前の漢字を使って名づけつると、親を超えられないのか?


超えられます。迷信です。

ただ、同じ漢字響きとして使う場合は注意が必要です。 例えば、父親が「孝則(たかのり)」で、子供が「孝志(たかし)」 ですと、最初の「たか」という響きが同じため、二人とも反応して しまい紛らわしくなります。兄弟姉妹の場合でも同様です。



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動物や植物のつく名前はよくないのか?


ゲン担ぎをしているだけの迷信です。

まったくの迷信で、ゲンを担いでいるだけです。 たとえば、お年寄りの名前に「くま」「とら」「うし」などありますが、 むかしは医療も発達していなく、今では助かる病気でも亡くなる ケースがありました。だから、ゲンを担いで強くてたくましい動物 にあやかって名前がつけられていました。その延長で、花などの 植物は、日持ちせず直ぐに枯れてしまって名前に敬遠されがち になりました。



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歴史上の人物の名前をつけたい


歴史上の人物や偉人にあやかって名を付けることを「あやかり名」 といいます。「あやかり名」は、その人物のようになって欲しいと願って つける名です。最近では芸能人やドラマや映画・アニメの登場人物なども、 あやかり名の対象となっています。「あやかり名」は、元の人物のイメージが はっきりしている分、お子様の負担も多いでしょう。そのことを忘れずに、 しっかり親が育てることで、個性的で印象に残る名になるでしょう。



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誰も付けたこのない珍しい名前をつけたい


珍しい名前をつけることは、反対ではありませんが、親の自尊心を満足する だけの名前は関心しません。子供はペットや人形、まして親の所有物ではないのですから。

やはり珍しい名前というのは、言いづらい・聞きづらい・読みづらい・伝えづらい・ 覚えづらいなど、社会生活が不便なものが多くなります。特に珍しい名前の 付け方に多い傾向は、当て字や漢字をイメージして名づける方法に偏ります。 とても熟慮した結果の名づけだと思いますが、自分に置き換えて、その名前で 社会生活を送って問題ないか想像してください。


ちなみに、「天国」「二三四」「鯉」「亀子」「辛鶴」「六津六」「たふく」「もし」「帝」 「一年」と、珍しく奇抜な名前は実際に付けられた名前です。しかし、すべて家庭裁判所で 改名を認められた名前です。



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